暑いですね。
昨日に続いて手塚です。
昨日のブログの東京店限定デニム、お問い合わせ＆ご予約、
既に多々頂きまして、へそ曲がりな方がこれほど多かったのかと多少驚いています。
今日は昨日に続き、スペシャルなプロダクトをご紹介。
今夏一番のシャツの入荷です。



#4907　OXFORD HAWAIIAN SHIRTS　¥12.960-

今回作ったのはハワイアンシャツ。このシャツ、生地が別格です。
フルカウント東京店とオンラインショップだけの限定アイテムです。
シブい柄とレーヨンを使った所謂ハワイアンシャツではございません。
僕、昔から無地のハワイアンシャツが欲しかったのですが、中々ない。
さらに、ハワイアンシャツと言えばなテロッと光沢のあるレーヨンが一般的ですが、
日本の真夏にレーヨンはちょっと厳しい。湿気がこもるし、汗もすわない。
コットンアロハもあるにはありますが、それはもう別ジャンル。
レーヨンの光沢も滑らかさ、ちょっとした色気もない。
もちろんそれはそれで魅力的なんですが。



皆様、ロイヤルワラントってご存知でしょうか？
簡単に言うとイギリス王室御用達の証明なんですが、有名どころでは
バブアーなんかの衣類から、お菓子等各ジャンルから厳しい審査の上選ばれた
プロダクトに与えられる、英国王室への納品許可証。
そのロイヤルワラントを誇る、誉れ高い生地メーカー、トーマスメイソン。
1796年、イギリスにて創業の由緒正しい、最高級生地メイカー。
今回のハワイアン、そんなトーマスメイソンのオックスフォードを使った
ハワイアンシャツなんです。
オーラの様なきめ細かな光沢を持ち、ビシッと揃った織り目となめらかな
トーマスメーソンならではのオックスフォードは、
レーヨンにも負けない生地感ですが、コットンならではの吸水性、透湿性で、
真夏もサラッとはおれて着心地良い。
コットンとレーヨンの間を突く、よそでは手に入らないハワイアンシャツです。


正直な話、トーマスメイソンの生地でBDシャツや、
ワイシャツを作ればそれなりに喜んで頂けて、早々に完売したと思います。
でもそれならフルカウントじゃなくても良くない？
よそでも似たようなものがあると思います。
ここまで上質な生地を使ってドカジュアルなアイテムに着地させる。
ジンバブエコットンでジーンズを作った様に。
もったいない、ばちかぶりと言われそうな、最高品質を大衆的なプロダクトに。
これこそフルカウントだなと。
ただ流石にトーマスメイソン。これだけラフなアイテムでも、高級感がダダ漏れです。
どんなにアロハな気分で着ていても成立させる説得力があります。
まさに大人のためのハワイアンシャツに仕上がりました。