#2107

購入自体は#2101の方が先なんですが、
着用頻度が高かった分こちらの方が落ちています。
フルカウントのGジャンと言えば、1stタイトフィットが好評頂いていますが、
東京店で最も人気のモデルはこちらのレギュラーフィット。
タイトフィットは肩袖がバチッと決まり、着丈も長めでシュッとしていて
流麗なシルエットを誇りますが、こちらは身幅はタイトフィットと大差はないのですが、
肩、袖にもうちょっとゆとりが入るモデルです。
ゆとりと言ってもヴィンテージに比べると相当コンパクト。
着丈もヴィンテージに比べるとかなり延長しています。
なので、それぞれの体型と好みに合わせて選択して頂ければと。

では、色落ち＆ディテールを。

ちょっとわかりにくいところですが、ヨークと身頃の地の目が違うため縮率が違い、
身頃にしわがよっています。ここが後々色落ちと色残りの差が出ていい風合いに。
ての染みです。襟のアタリも見逃せません。


ポケットとフラップ外周のアタリはもうちょっとベコベコいって欲しかったですね。


前立て、プリーツのエッジの色落ちが先行していますね。
こうなるとディテールが際立ちます。


身頃に細かく入るシワ落ち。
この感じかなり気に入っています。

これはバックプリーツからのシワ感が良いですね。
かなり好みです。あとはヨークがもうちょっとぼこぼこだったらなあと。

僕は背中を擦る事が多いので、シンチの色落ちが速い。
ウエストバンドの縫い代アタリはサードよりこっちが好きです。

そしてサード同様、ハチノスがバキバキ。僕はどんな服もこうなります。
なぜなんでしょう。そして、カフス周り。ちょっとエグ過ぎかな・・・。


数ヶ月、数年経ってから、やっぱ良いなって再確認できるのが、
定番の良さじゃないでしょうか。
もろワークな印象が強いと思いますが、綺麗なスタイルにもハマる一着です。
昨年は古着のタートルネックニット、ストンとしたスラックスに合わせて着ていました。
パンツもM51みたいな太めから、ブーツカットまで良くハマる一着なので、
スタイルが広がると思います。

ちなみに、先日お客様からこの＃2107は生から着たんですか？
と言うご質問を頂いたのですが、しっかりワンウォッシュかけてます。
大げさなヒゲハチノスなので、それっぽく見えてしまいますね。笑

こちらも東京店店頭においてあります。
是非肉眼でご覧下さいませ！