最近寒いですね。
町中ではメルトンアウターを着ている人もチラホラ。
一重で薄手ウールなら丁度いいと思いますが、
裏付き、中肉以上だとまだ気が速い気もします。


CLUTCH MAGAZINE 11月号
先々月号の雑誌クラッチさんにご紹介頂いたこの一着が入荷しました。


やや気が早い地期に入荷するのが店の常。
ご存知、フルカウントでも定番のPコートがやっと入ってきました。


中/　#2841 1950's MELTON 8BUTTON P-COAT ¥64.584-
両端/　#2842 BUFFALO CHECK 8BUTTON P-COAT ¥64.584-

ここ数シーズン続いた、USN10'S型4ポケットスタイルから一新。
しかも10ボタンではなく、8ボタン。40's型2ポケットスタイルです。
シルエットは日本人の体型をしっかり把握した美麗シルエット。
僕は今までのPコートで最も美しいシルエットだと思います。
今回はダブルメルトンで仕立てたブラックと、
バッファロープレイドのチェックメルトンの青とグレーで2色の計3種。


8ボタンなので、ボタンが詰まった印象が無くなり、
第一ボタンを外して返りを付けると綺麗な開き具合に。
逆にボタンを全て閉めると禁欲的で静的。
ストイックなたたずまいに。
それもまた良し。


黒はダブルメルトン。
ウールならではの深いブラックはまさに漆黒。
さりげない光沢が質の高さをうかがわせます。
絡み合うウールの繊維が味わい深い。


チェックメルトンの柄は大ブリなバッファロープレイド。
大ぶりな柄なので、ゴチャゴチャした印象はしません。ソー、ソリッドです。
チェックのアウターと聞くと、ちょっと子供っぽさを感じてしまいますが、
どちらの色もシックな色味でしあげたので、ポップな子供っぽさは皆無。むしろシブい。
大人のアウターとして取り入れやすく仕上げました。


どうでしょう。この過不足無いシルエット。
細身でコンパクトですが、タイト過ぎず、飽きのこないシルエットです。
BDシャツ＋チノパン＋オックスフォードでベーシックなコーディネート。
小綺麗なプレッピーテイストも出て爽やかに。
ここから崩すのも良し、カチっとまとめるも良し。


僕はPコートは前を開けて着ます。ラフに羽織る感じに。
白いパンツ、ボルドーのカットソーと特徴的な色で併せていますが、
チェックの色見がシブいので、もっと埃っぽく併せても良いかもしれません。
ボロいジーパンや、黒いパンツ。エンジニアなどハードな方向にもバッチリだと思います。


毎シーズン完売しているフルカウントの定番アウター、Pコートです。
気になる方はお早めに！！

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→フルカウント東京店　03-6804-6541