ジンバブエの大統領選挙の結果が公表されない。ムガベ大統領の敗北は濃厚である。これで政権交代となると、中国にとっては大打撃である。これまで欧米諸国から経済制裁を受けてきたジンバブエを支援するとともに、プラチナなどの天然資源を確保してきたからだ。かつては「アフリカの穀倉庫」とよばれ工業化さえ進行していたジンバブエだが昨今は経済的な混乱が酷く、中国の支援無くては破綻してしまう状況である。すでに大量の安価な中国製品が流入しており、ジンバブエの国内産業は資源以外は崩壊している。事実上の中国の保護領である。
英米は安保理に協議を申し出ているが、議長国の南アは国内問題は安保理の協議にはふさわしくないと慎重な姿勢を崩していないが、選挙結果を公表しないならば、さらに圧力が増すことは確実である。これは資源をめぐるジンバブエを舞台にした中国VS英米の覇権争いなのである。　

という記事を見つけた

単純に２７年間もの間長期政権を敷いた８３歳のムガベ大統領の私利、
私欲だけの問題ではなさそうだ。

そんな混迷を極める中、ジンバブエ友の会代表　林本氏が今月２３日ジンバブエに
渡航されます。　一部情報によりますとムガベ大統領が権力維持を狙い
威嚇と暴力の手段を取り始めている兆候があるとも言われており心配です

また、現地の情報が入り次第お知らせいたします。

林本さんくれぐれもお気をつけて行ってきて下さい。