クイーンズにあるラガーディア空港よりドメスティックフライトでボストンへ向けて出発


朝からパワフルブレックファスト

１時間弱のフライト中、のっけから熟睡していたが、ちょうど着陸１０分前に目を覚ました
するとベテランキャビンアテンダントが話しかけてきた

”あなたたちずっと寝てたわね”
”あっ　はい”
”ボストンに何しに行くの”
”ちょっと野球を見に”
こんなフレンドリーというか馴れ馴れしいCAなんて日本ではありえない
それもなんだか上から口調”
”どのチームの試合？”
”ヤンキースとレッドソックス”
”あらそう　ところであなたはどっちのファン”とミスター尋ねられる
”レッドソックス”
”であなたは”とこんどは俺に
”ヤンキース”
ネタを仕入れたそのC.Aは一番前まで急いで行きマイクを持ってベテランらしい
流暢なアナウンスを始めた。
”Lady's and　gentleman we are final aproach for Boston International airport
Bra Bra Bra"
するとそのアナウンス口調のままで、彼女はさっき仕入れたネタを話し出すのである
それも
”本日客席にヤンキースファンとレッドソックスファンが仲良く座っています。なんという
ことでしょう。”
客席は大爆笑
”お降りの際はヤンキースファンから先に降りていただきます。レッドソックスファンは
そのまましばらくお席でお待ちください”と悪乗り
また爆笑！

話口調といい　間といいエンターテイメントでしたよ

そして到着。現存のメジャー本拠地では最古の球場であるフェンウェイ・パークが
開場したのは1912年。34年には球場の象徴ともいえる高さ約11メートルのレフト
フェンス、通称「グリーンモンスター」が完成した。

会場前にミーティング

ついに球場内へ、席を確認。フィールドボックスと言う席は、甲子園で言うところの
エキサイティングシート！　しかもフェンスが低いので日本の球場とくらべてグランド
と一体感がある

松井秀喜登場

レッドソックスの先発は、松坂ではなかったがカート・シリングだった　正直松坂より
うれしかった　なぜかっておれと同い年の４０歳の２００勝ピッチャーでマダックス、
ランディジョンソンと並ぶメジャーを代表する人だから、それにもう見納めでしょ！

試合の方は乱打戦になり、シリングも前半は老獪なピッチングで何とか凌いでいたが
３ランを打たれ降板。　打ち合いの末１１－６でレッドソックスの勝利となった。
ヤンキースのジータの超特大ホームランや岡島のメジャー初勝利にも立ち会うことが
出来て大満足のボストン遠征だった。

Hyatt Regency Jersey City

ここのホテルからの摩天楼の眺めが最高なので、むりやりみんなを朝食に
連れ出した。　曇っていて今一だったが帰りは船に乗ってマンハッタンに戻った
のでみんな気に入ってくれていたようだ。

船は対岸のちょうどWTCのところに着岸した（所要時間約１０分）　６年近くたっても
未だ傷跡が生々しい、TWIN TOWERの跡地。それにしても広大な土地である

この日は、OWN　MagazineのKOTAくんの案内で、グリニッジ・ヴィレッジを探索
いわゆるゲイ・エリアである。　街並みはなんとなくロンドンぽくこじんまりした店が
並んでいて、雰囲気はよかった。　マーク･ジェイコブスの店が何軒もあり、RRL,
アバクロのハイエンドショップ、小粒のセレクトショップなどさすがゲイ・エリアだけあり
隠れたおしゃれスポットだった。　しかしうちが店を出すにはなんとなく違う気もした

RRL　グリニッジ・ヴィレッジ

そしてこの日の夜は、急遽ファッションショーをすることになった。ブロードウエイの
クラブで、ヴァネッサ・ウイリアムスの旦那が主催するイベントがあり、Blue In Green
の２人（Yuji&Gordon)がぼくらがこっちに来ていると言うことで、話をしてくれたようだ

PM.１１：００ショースタート

コータロー撮影の写真はほとんどヨレヨレなのでオフィシャルの写真はFC　BLOG
の方でアップしてもらいます。　

Gordon＆Yuji（Blue In Green)　ありがとう

そしてあしたはいよいよ

Strawberry Fields Forever The Beatles

１９８０年１２月８日、ジョンレノンが殺された場所で、最後にオノ・ヨ－コと暮らした家
”ダコタハウス”を訪れてみた。　当時相当厳重に警備されていたジョンが自宅前で
射殺されたことはセンセーショナルな出来事で、用意周到な犯行だったと予想され
ケネディー暗殺事件同様、いまだ陰謀説を唱えるものも多い。

ちょうどこの建物の前の交差点を渡りセントラル・パークへ入って少しの所に、
故ジョン・レノンを忍ぶストロベリー・フィールズと呼ばれる一角があり、そこに
は「イマジンの碑」がありました。

いつもお世話になっているOWN　magazineのKOTAくんを誘ってN.Y.最古のステ
ーキハウス”OLD HOMESTEAD"（1868年創業）に来た。

２階席に通されたのだが、もう笑けるほどに客がうるさい！欧米人がレストランで
やかましいのには慣れているが、それどころではない。俺ら以外に２グループいた
が、その２つがまるで競い合うように大声で喋る。　ウエイターが注意した瞬間は
静かになるが、１０秒で元通りに。　　あきらめて１階席に移動した　

せっかく来たのだから一番美味いのを食いたいと思って、一番高いのをメニューで
探してみると　”KOBE　＄１４０”　神戸かいっ！！　　
さすがにそれはないので、スタッフのレコメンドをオーダーすることにした　

迫力満点の見た目に比べ、意外とあっさりしており可もなく不可もなくといった所
OLD　HOMETEAD
(between 14th and 15th streets) 56 Ninth Ave　NY　
212 242 9040　
　

NYで一番HOTなエリア、ミート・パッキング

6月上旬だというのに、日中は３０℃を越える暑さに見舞われたN.Y.C
その気温のせいもあってか、N.Yで一番のトレンドスポットであるここミートパッキング
・ディストリクトは悪臭漂うただの廃墟地帯としか思えなかった。

名前からわかるように、NYの歴史あるマーケット・エリアで、精肉工場や精肉市場が
全エリアを埋め尽くしていたのだが、それが地価の高騰と共に、ここ数年でお肉工場＆
市場がどんどんクローズ。それにかわってここ数年で、おしゃれなレストラン、クラブ、
ハイエンドブティック、２００４年には今やこのエリアのランドマーク的存在となったホテル
ガンズブールが建ち一挙に変貌を遂げたというのだが・・・

CAMEOを思い出させるヘアスタイルのキッズを発見。

cameo"word up"

ちまたで言われているように、確かにおしゃれな店はけっこうある。
セレクトショップのジェフリー、マックイーンにステラ・マッカートニー、D.V.. ファステンバーグ
RLの人が始めたというJEAN　SHOP、EARNEST　SEWN、Destination、etc.

平日の昼間に来たのがミスなのか？　人は少ない上に相変わらず暑く、臭い。
ガンズブールのルーフトップでブレイクすることにした。

きもちいい～　チョーきもちいい～　by北島康介

でももうここはいいわ　byミスターX

その後の行程でミートパッキンという単語は、ちょっとN.Yを小ばかにした言葉として
頻繁に使われることとなった。

そして舞台は変わってロウアーマンハッタンへ

世界の金融の中心地　NY証券取引所。　ミスターの目の色も変わる。

ウォール街

September.11以降警戒が厳しくなったとはいえ、なんとまあこんな標識発見

”ここらへんで立ち止まるな”と言う看板。なにせ動いていないとだめなのか？
あっちブラブラ　こっちブラブラ　していてもかえって挙動不審ともいえるし。

ブルックリンからフィールドワーク（社会見学）に来ている子供たちは退屈そう！

上の２つのエリア、全く違った表情を持つ街。

だんだん面白くなってきたよ

セントラルパーク南端５９th st.あたりをぶらぶら　

Bergdorf Goodman
5th アベニューの高級デパート、隅々まで行き届いたウインドウディスプレイは
一見の価値あり、光の反射でうまく写真に収められなかったのが残念です。
店内は1年前とあまり変わり映えせずやはりNYというのもありThom Browneの
コーナーはやたらと充実していた。　デニムのコーナーでは昨年のStitch'sに
代わってJean　ShopというRAW DENIM系のブランドが幅を利かせていたのだ
が、最近の傾向は中古加工よりシンプルなRAW（生）やONEWASHが熱いよう
であった。セレブ系が落ち着いた今、私たちにもチャンス到来と言ったところか(笑）

20世紀初頭N.Yの富の象徴といえば、石油王ジョン・ロックフェラーであるが
20世紀後半から、現在に至っての象徴の一人ドナルド・トランプが1983年に建て
たトランプタワーは、とりあえず金ぴか！！

タワー内は悪趣味でおれの着ているWhitesnakeのスタッズTさえも霞んでしまった。

つづいてアバクロを偵察　店員はすべてモデルで暗い店内は音楽ガンガン、直接
右脳に働きかけてくる日本で言うマウジーのような作戦である。　4人バラバラで
店内を見て回ったのだが作戦に引っかかったのは俺一人、ブリーフ4枚、コットン
フリースのショーパン1枚、Tシャツ1枚購入。　　もちろん必需品（笑）
Abercrombie & Fitch
720 Fifth Avenue
New York, NY 10019
212-381-0110

到着後、仮眠もとらず行動したのがここにきて足元にきたため早めのディナー
をとることに、飯が食えると言う安心感で気が緩んだのか途中消火栓に激突
太もも痛打！足を引きずりながら訪れた店は、NOHO（NORTH OF HOUSTON)
のイタリアン　”LUPA"

ミスターXの友人(部下？）のミスターkと言うアメリカ人の1押しだけあって明るい
うちからフルブック(満員）だったが、コータローがロンドンからブックしてたとかい
って適当に交渉、そして見事に着席。コータロー（G.J）

スタッフお勧めのパスタ

　
スパゲティ　ポモドーロ（おれのオーダー）

これ何やったっけ？

最後にコーヒーを飲んだのか飲まなかったのか？　

思い出せない

肉体的に疲れ果てたMANHATTAN1日目でした。

JFK空港から、最初の宿泊先SOHOのHoliday Inn Downtownまでの道のりは
マンハッタンに入る辺りがやたらと車が混んでいた。しかしながらマンハッタン
に入るには、ブルックリンブリッジもしくはマンハッタンブリッジ、ウイリアムス
バーグブリッジのどれでもよかったのだが、橋を渡って欲しかった。しかし陽気
な黒人ドライバーはトンネルを潜るような情緒なし野郎であった。

チェックインの後まず訪れた先は、GREENE St.にあるBLUE IN GREENというお店
先シーズンからFULLCOUNTの販売店である。

blue in green
8 GREENE STREET NY,NY 10013
tel.212 680 0555

　
で、今回の合宿メンバー、コータローfromLONDON、こばちゃんfromOSAKA、ミスター
XfromSINGAPOLE,そして俺の4人。　

マンハッタンという大きな街を探訪します。

乞うご期待！