カデット
November 8, 2021
最近、朝夜冷えると言いますが、
僕はもう昼も寒いです。
ニットやスウェットがないとボリューム的にも
物足りなくなってきました。
で、そろそろアウターも必要になってくるかなと。
本日のご紹介はインナーの調整で、
真冬迄活躍する一着を。
カデットコートです。
軍モノではシンプルで綺麗なデザインの為、
ヴィンテージを愛用されている方も多い事でしょう。
ただし、やたらとでかいですが。
これ、シンプルデザインですが、見所、ポイントが
結構詰まっています。
生地には柔らかく滑らかで、
保温性高い、ダブルメルトン。
この上品な光沢感が特徴です。
織ぎなるのカデットコートの
粗野な生地感とは一線を画します。
分かりやすいのがセーラーカラー。
ジップを閉じるとフードに。
これは閉じておいた方が合わせやすいかな。
インナーが赤ですが、これはアレンジ。
ポイントカラーに使ってください。
袖先のリブ。この手のアウターで
袖口のリブ始末は、あまり見ませんね。
ポケットステッチ。
ハンドウォーマー兼用のポケットは、
両玉縁に、袋布をステッチ止めした縫製。
このステッチがかっこいい。
着込んでいく内にステッチが際立ち、
全体の雰囲気を引き締めます。
そして、小さいところですが、ジップどまり。
ヘムまでいかず、若干の隙間が。
ここからインナーとパンツがのぞけばメリハリが付きます。
セーラーカラーも本来は男の意匠。
ジップを開いても良い雰囲気です。
袖リブ、ポケット、
高いジップどまりと見所が
下部につまっています。
ガバっと羽織るサイズを選ぶのもまた良いです。
シンプルゆえにスタイルを選びません。
フーデッドアウターなので、
ちょっと武骨で大人な
ニュアンスがあるアイテムで中和させました。
今回はカジュアルに振りましたが、
生地の光沢感を生かして、
ちょっとドレスな雰囲気に持ってくのも
良いんじゃないでしょうか。
ホワイトシャツ、テーラード、スラックス、
短靴穿いて、その上にガバッとなんてのも。
そろそろアウターをなんて方には
良いタイミングでのご紹介かと。
シンプルなので、
飽きずに色々と合わせられる逸品かと思います。
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