今日はわりと涼しいですが、
ここ数日気温も高く、すっかり夏ですね。
フルカウント東京店で最もジーンズが動き出す季節です。
FULLCOUNT BASIC JEANS ¥25,080-夏場だもんね。ならフルカウントだよって方も
多くいらっしゃると思いますが、
ご存知じゃない方は、この暑いのにジーンズ?と思われるでしょう。
一般的にはその通りですよね。
フルカウントは夏でも穿き心地が良いんです。
LIGHTNING MAGAZINE 9 VOL3297月末に発売された、
ライトニング9月号は読んで頂いたでしょうか?
![IMG_0655.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2021/08/IMG_0655-thumb-440x362-27680.jpg)
こちらでフルカウントデニムの機能性をしっかり
実験して頂きました!!
実験の結果、吸水性の高さがわかって頂けたと思います。
汗をしっかり吸い取り、蒸れずに快適なんです。
![IMG_0660.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2021/08/IMG_0660-thumb-440x330-27684.jpg)
初めてフルカウントのデニムをご試着頂いた方は、
柔らかさ、肌触りに驚かれる方が多いです。
しかし穿き心地の良さはそこだけではありません。
本当の穿き心地の良さを知るのは生活をしてからです。
生活してわかる機能性。
汗をしっかり吸い取ってくれ、すぐに排出してくれる。
故に、蒸れずにサラッとした穿き心地が続く。
![IMG_0658.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2021/08/IMG_0658-thumb-440x366-27678.jpg)
そして、一ヶ月も穿いた頃、生地の滑らかさ、
肌触りはご試着時より圧倒的に増すんです。
コシは残りますが、張りは無くなり、しなやかに変化します。
![DE1A4D8D-8DB2-44A4-8DEF-98B70DB8C259.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2021/08/DE1A4D8D-8DB2-44A4-8DEF-98B70DB8C259-thumb-440x313-27686.jpg)
肌にあたるデニム特有のデコボコ感が、
一般的にはザラザラだと思いますが、
フルカウントデニムはツブツブとした感触が
肌に気持ち良く、穿いている時の方が気持ちがいい位の
感触に変化していきます。
![色落ち.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2020/06/%E8%89%B2%E8%90%BD%E3%81%A1-thumb-440x370-23697.jpg)
そして数年穿いたデニムは更に進化します。
柔らかいのは当たり前ですが、生地に独特の滑り感が生まれ、
とろける様な穿き心地に。
肌が生地に擦れる度にまとわりつく様に気持ちがいい。
軽くフワッと変化した生地はガーゼの様に汗を吸収し、
風を通し蒸れ知らずの快適さです。
これも偏に生地のおかげ。
そしてフルカウントの生地と言えば、
ジンバブエコットンです。
![DSC_5960.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2012/07/DSC_5960-thumb-440x292-6666.jpg)
「ジンバブエコットンを使っているから、穿き心地がいいんでしょう?」
店頭に立っていると、お客様がよく仰る言葉ですが、
それだけではないんです。
なぜジンバブエコットンを使うかが重要なんです。
なぜか。
高級なブランド綿だから使うわけではないんですね。
「作りたいデニムを作るには、ジンバブエコットンが最も適していた。」
これです。
ヴィ
ンテージデニムのような穿き心地を作りたかった。
40年代、50年代のヴィンテージデニムは柔らかく、
穿き心地が良いです。固くないし、分厚くない。
炭坑夫がそんな動きづらい物を好んで身に付けないでしょう。
フルカウントが作りたかったそんな生地を創るには、
超長綿である、ジンバブエコットンが最も適していたんです。
フルカウントのデニムは他社に比べ、柔らかいで
す。
どういう事かと言うと、緩く糸を撚っています。
![写真.JPG](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2012/06/%E5%86%99%E7%9C%9F-thumb-440x330-6631.jpg)
こ
の画像は横糸を上から順にほぐしていったもの。
生地から横糸をすっと引くと簡単にほぐれます。
また、抜き取った太い糸もスルッとほぐれま
す。
緩く糸をよって、緩く生地を織っている為ですね。
それが柔らかい生地の正体です。
上から2.3番目の糸を観て頂くと
毛足が異常に長いです。
伝わりますかね?これが超長綿、ジンバブエコットン。
この長い毛足が、緩く撚っても良く絡まることで
糸を形成でき、柔らかな糸に仕上がり
ます。
毛足が短いと強い力じゃないと、すぐ崩壊します。
これをフルカウントの技術により、弱い力でじっくり織られた、
柔らかなデニムに織り上げるんです。
柔らかさと肌触りの秘密はここにあります。
そして、「蒸れない、暑くない、動きやすい」の仕組みもここです。
フルカウントの緩い力で撚った糸。
他社の強い力で撚った糸。
比べると、
強い力で撚った糸は
コッ
トンが詰まったパンパンの固い糸ができ上がります。
![デニム1.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2012/06/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%A01-thumb-380x146-6623.jpg)
要
は上のイメージのように、隙間が空かない。
弱い力で撚った糸。
![デニム2.jpg](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2012/06/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%A02-thumb-380x146-6629.jpg)
緩く撚った分、長い毛足が絡まり、空気の層が生まれる。
上のイメージのように、青い部分が空気の層です。
この空気の層がとても重要。
汗をかき、体から皮脂等の汚れが出ても、
この層に汗や汚れを閉じ込めます。
これが暑くない仕組み。
他の糸以上に汗を
吸い、空気を逃がしてくれるため蒸れずに
涼しい穿き心地を維持してくれるんです。
そして、この隙間のおかげで伸び縮みする。
引いたり押したり、負荷を与えると、隙間の分一緒に動いて、伸縮する。
これが動きやすさの仕組みです。
試しに穿いて座ると、膝の抜け感に気づくはずです。
ポリウレタンのストレッチによるグイッと伸びる感覚とは違う、
スルッと一緒に動いてくれ
るような自然な動き。
![_MG_9407.JPG](http://www.fullcount.co.jp/blog/assets_c/2012/07/_MG_9407-thumb-380x570-6668.jpg)
夏でも不快感なく穿けるデニム。
これが「フルカウントのデニムの穿き心地の良さ」です。
漠然としたイメージではなく、理由が裏打ちされた物
なんです。
長々と理屈っぽく嘯きましたが、
もちろんシルエットや色落ち等のヴィジュ
アルも大事です。
意外と理屈っぽいフルカウントのデニム。
季節を問わずですが、これからの季節も楽に穿けます。
薄いだけの下手なチノパンより圧倒的に快適で
すので、
まずは、試してみて下さい!!
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