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2007年05月17日

今の時期 これ最高

【 chambray 】

縦糸(たていと)に色糸、緯糸(よこいと)に晒糸(さらしいと)を使って平織にした織物。
 縦、あるいは緯に染め糸と晒糸を1本ずつ交互に配列したもの(杢シャン)、縦・緯
に異色の色糸を使ったもの(玉虫)などあるが、いずれにしろ無地調の先染織物であ
る。生地は薄いものが多く、ブラウスがらワークシャツまで広範囲に使われる。

ちなみにボタンダウンシャツによく使用されるオックスフォードとは、縦糸、緯糸共に
引き揃えの糸を用いた平織。見た目はシャンブレーに比べ凹凸があり格子調である
IMG_1009.JPG

写真のシャンブレーは、いまから12~3年前に初めて作ったプルオーバーのプロト
タイプ(サンプル)です。 毎年、今の時期に登場しては、約1、2ヶ月ヘビーロテー
ションで回すのですが、5.6年前までは1年の半分近く活躍していたので、そろそろ
冥土の土産第2号として保管しておいてもいいかな?と思ったりしてます。

第1号はもちろんZIMBABWE COTTONを初めて使って作った#0105のプロト
1994年製。 そうとうボロイ 笑

さてこのシャンブレー、長期間着倒している上、着るたび毎回必ず洗濯してる
にも係わらず色も残っていて、襟元のホツレ以外ダメージがほとんど無いのは・・・

1)インディゴ染めをロープ染色ではなく、かせ染めで行ったため糸の芯まで染
まっており色落ちしにくい。

2)旧式力織機を用い、弱テンションでしっかりと織り込んだ生地である。 

上記の2点が大きな要因であります。

一度FULLCOUNTのシャンブレー試してみる気になった人のためにこいつを、
大阪店(アメ村)に置いておきます。   (今日から1ヶ月だけ)

そのサイズのデカさ 笑

その新品との違いに感動してもらえると思います。

朽ちていくほどに味わいを益す・・・

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